2013.07.29 Monday
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2010.10.12 Tuesday
新ブログはじまってます
やまねごはんのブログは、やまねごはん@バークレー に引っ越しました。
また、夫であるY氏のブログ 北カリフォルニアの暮らしの風景 も新しくスタートしました。 お時間あるときにのぞいていただけたら、うれしいです。 2010.08.13 Friday
お知らせ
長らくストップしてしまいました! 2010.07.10 Saturday
焼き菓子のこと その5
以前から、ドライフルーツとナッツを深夜にねずみのように
かじるのが好きだった。グラノラに出会ってからは、 職場にまで持ち込み、仕事の合間に食べる日々。 「ペットのエサですか?」などという揶揄の声は恐れるに足らない。 怪訝な顔で一口食べれば、誰でもその魅力にとりつかれること 間違いなし。じきに、黙っていても周囲から「ください」という 声が聞こえるようになる。 日本ではそれほどポピュラーでないこの食べ物。 自分の知る限り、非常に美味しいものが手に入るのは 葉山のビーチマフィン。空きびんを持参して、 はちみつ仕立ての黄金色のグラノラを いっぱいに詰めてもらう幸福感はなかなかのもの。 ****************** <羅漢果グラノラ> ・オーツ 500g ・天然塩 2つまみほど 以上をボールに入れ、菜種油50gをまぶす。 (湯煎にしたパーム油でもよい) 羅漢果25g+水15gをコップで混ぜてから、 ボールに加え、スプーンで満遍なくまぶす。 バットに広げ、140℃のオーブンで約25分。 ※途中、3〜4回混ぜ返し、満遍なく火が通るようにする。 ※最後の5分ほどで、砕いたくるみ50g、ひまわりの種10g、 かぼちゃの種10g、白ごまなどを好みに応じてまぶし入れる。 オーブンから取り出したら、レーズンやクランベリーなど 60gほどをまぶし入れる。 基本的には「混ぜるだけ」。その手軽さとは裏腹に、 大家族の我が家では、作るそばからどんどん 無くなる魔法のおやつ。特に羅漢果で作るグラノラは、 身体に負担がない気がして、今いちばん気に入っている。 2010.07.08 Thursday
サトイモと大根に危機を救われた
金曜未明、突如やってきた乳腺炎。
当人の「痛くて起き上がれない」という弁におののき、 頭の眠気を振り払いつつ、たしかこういう時は 生姜シップに里芋パスターだっけ、と本をめくる。 果たして、前日までは大量にあった生姜を カレーにどさどさ入れて食べてしまったのを後悔しながら、 生姜シップをケチケチと準備。 里芋パスターは、市販の里芋粉を利用。 先だっての引っ越しのとき、棚の奥から消費期限が1年以上 切れたのを2袋も発見し、「世の中の里芋粉のほとんどは 実際には使われずに捨てられているに違いない」などと 毒づいたのを心の底から反省し、それでも捨てずに持ってきた 自分を褒め称える。 近場の助産院に往診を求めること2軒。 1軒目=熱が出ていたらうちでは対処できません。 市販の鎮痛剤や解熱剤を飲んでください。あとは アイスノンで冷やしてください。 2軒目=熱が出ているなら病院に行ってください。 (どちらも言い方はもっと優しかったけれど) 「そんなはずはない」と、遠きバースハーモニーへSOS。 「第一大根湯。里芋パスター◎」と簡潔で力強い回答。 奇跡のように余っていた大根をすりおろして、 どんぶり一杯の第一大根湯を飲ませる。 数時間後、39度近くあった熱が平熱まで下がる。 乳腺の痛みも、4度の里芋パスターで、完璧ではないにせよ 回復する(あとは後日の訪問マッサージで解決)。 自然療法の威力に改めて感服しつつ、 はてカリフォルニアではどうしたものかと考えをめぐらせる。 まさか里芋や大根が手に入るとも思えず。 とは言え、日本にある野菜だけが薬効があるわけでも なかろうに。彼の地で出会える伝統の知恵を 心待ちにしている。 2010.07.01 Thursday
おむつなし育児 試行中
遠いアフリカなど一部の国では、赤ちゃんがおむつを使わず
(そもそもおむつというものがなく?)、母親が赤ん坊の排泄を予知して、 衣服を汚さずに上手にその辺でさせたりするのだという。 「赤ん坊と母親の共感って、そこまで研ぎ澄ませるものなのかぁ」とか、 「人間の身体感覚って、本来はそんなにすぐれたものなのかぁ」などと まさしく「他人事」として感心していたが、いざ赤ん坊が生まれてみて、 「やって損はないのだから」ということで、実践してみることにした。 ガイドブックはこちら。 「親子で楽しむ!おむつなし育児」 まだ始めて1週間だけれど、これがほんとに楽しい。 まず何よりもびっくりなのが、赤ちゃんが本当にたらいの中に 排泄してくれるということ。もちろん全部は無理でも、 気づいたとき、気が向いたとき、赤ちゃんの合図(大抵はぐずる)に応えて たらいにお尻を仕向けてやると、ちゃんとシャーッとしてくれる。 これはちょっと感動。 大発見だったのは、赤ちゃんが泣くのは、どうやら「したあと」ではなく 「する前」らしいということ。自分はてっきり、「ぬれて泣いているのだ」と 思い込んでいたけれど、考えてみれば、これまではおむつで赤ちゃんの お尻を覆い隠してしまっていたので、そんなことに気づくチャンスさえ なかったわけだ。 無理して完全な「おむつなし」にする必要はなく (たぶんそこまで行くには相当なステップが必要な気がする)、 普段はおむつをしておいて、1日2回でも3回でも「おむつなし」で 受け止められれば、それだけオムツを洗う枚数が減る、と考えるくらいが 気楽でお得でちょうどよい。 なにぶんまだ一週間。どこまで続けられるか分からないけれど、 「おむつがなくたって、人間って必ずしも困らないんだ」と気づけたことで、 気持ちの中に大きな自由が生まれた。 2010.06.29 Tuesday
焼き菓子のこと その4
今回の引っ越しが決まったとき、真っ先に着手したのが
庭のハーブ類の植え替え。ローズマリー、セージ、タイム、オレガノ、香菜。 そして、バジルとディルの種まき。 土ごと掘り起こしてせっせとバケツで運ぶ様子を見て、 近所の女の子が「お花の引っ越し?」と訊いた。 オーブン料理に欠かせないハーブだけれど、 新鮮なハーブのよろこびを自分がいちばん感じるのは、 シンプルなハーブクラッカーを焼いたとき。 ハーブは、びっくりするほど入れるくらいがちょうどよい。 ************** <フレッシュハーブのクラッカー> ・薄力粉 200g ・塩 小さじ1/2(美味しい天然塩を多めがポイント) 以上を泡立て器でよく混ぜる。 ・菜種油40gを回し入れ、ざっと混ぜてから手のひらですり混ぜる。 ・水50gを少しずつ加え、こねないようにカードで切るようにまとめていく。 途中で、みじん切りにしたフレッシュハーブをどっさりと加える。 ローズマリーとセージを大さじ3くらい入れるのがおすすめ。 ※カードで生地をまとめるとき、カードで切る回数を増やすと ザックリした食感に、切る回数を減らすとさっくり軽い食感になる。 油と水の割合も、油を増やすと、より軽い食感に。 生地がまとまったら、麺棒でのして、包丁で適当に切り目を入れ、 フォークで空気穴を開けて、170℃で30分。 新鮮なハーブの香りをいっぱいに封じ込めたクラッカーは、 添え物にとどまらない存在感を示してくれる。 2010.06.27 Sunday
焼き菓子のこと その3
昔から、スパイスの強い香りがするものに特別な魅力を感じる。
スパイスをきかせたエヴァンのチョコレート。南仏のお酒パスティス。 美しい豆の八角シロップ漬け。 特にアニスの香りにはぞっこんで、眉根をひそめる家人を尻目に 事あるごとにアニス風味のものを選んでは顰蹙を買っている。 フランスの「パンデピス」(=スパイスブレッド)は、アニスの風味を きかせた素朴なお菓子。パン屋などでいとも無造作に売られていて、 そのボソボソした食感と強烈な甘さには辟易するものの、 さわやかなアニスの香りにはいつも抗えない魅力を感じた。 地域ごとに様々な伝統があるようだけれど、要はスパイスをきかせた パウンドケーキということ。ぜひ自分好みのものを。 ************ <スパイスブレッド> 20センチのパウンド型1本分 ・薄力粉 180g ・アーモンドパウダー 30g ・全粒粉またはライ麦粉 30g ・てんさい糖 50g ・塩 小さじ1/4 ・ベーキングパウダー 小さじ1 ・好みのスパイス(アニス、シナモン、ナツメグ、クローブ、しょうがなど) 小さじ1 以上を泡だて器でかき混ぜる。 ・菜種油 50g ・はちみつまたはメープルシロップ 50g ・豆乳 130g 以上を別のボールにいれてかき混ぜる。 2つのボールの中身を合わせ、 へらでさっくりと混ぜ、型に流し込んで170℃で30分。 ベーシックにたのしめるのは、シナモンとナツメグの組み合わせ。 それにアニスを加えたものが、好みは分かれると思うけれど、 自分にとっては夢の味。 2010.06.25 Friday
雑誌『Homestyle』
現在発売中の『Homestyle vol.4』で、我が家の「器」を 2010.06.12 Saturday
女の子がうまれました
昨日、6月11日の昼前に、無事女の子が生まれました。
前回と同じく、バースハーモニーの齋藤純子さんに 出張していただき、取り上げていただきました。 皆さんからのあたたかい応援に心から感謝です。 |