やまねごはん


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焼き菓子のこと その5
 以前から、ドライフルーツとナッツを深夜にねずみのように
かじるのが好きだった。グラノラに出会ってからは、
職場にまで持ち込み、仕事の合間に食べる日々。
「ペットのエサですか?」などという揶揄の声は恐れるに足らない。
怪訝な顔で一口食べれば、誰でもその魅力にとりつかれること
間違いなし。じきに、黙っていても周囲から「ください」という
声が聞こえるようになる。

日本ではそれほどポピュラーでないこの食べ物。
自分の知る限り、非常に美味しいものが手に入るのは
葉山のビーチマフィン。空きびんを持参して、
はちみつ仕立ての黄金色のグラノラを
いっぱいに詰めてもらう幸福感はなかなかのもの。

******************
<羅漢果グラノラ>
・オーツ 500g
・天然塩 2つまみほど
以上をボールに入れ、菜種油50gをまぶす。
(湯煎にしたパーム油でもよい)
羅漢果25g+水15gをコップで混ぜてから、
ボールに加え、スプーンで満遍なくまぶす。
バットに広げ、140℃のオーブンで約25分。

※途中、3〜4回混ぜ返し、満遍なく火が通るようにする。
※最後の5分ほどで、砕いたくるみ50g、ひまわりの種10g、
かぼちゃの種10g、白ごまなどを好みに応じてまぶし入れる。

オーブンから取り出したら、レーズンやクランベリーなど
60gほどをまぶし入れる。

基本的には「混ぜるだけ」。その手軽さとは裏腹に、
大家族の我が家では、作るそばからどんどん
無くなる魔法のおやつ。特に羅漢果で作るグラノラは、
身体に負担がない気がして、今いちばん気に入っている。

| レシピ | posted by Y氏 |
焼き菓子のこと その4
今回の引っ越しが決まったとき、真っ先に着手したのが
庭のハーブ類の植え替え。ローズマリー、セージ、タイム、オレガノ、香菜。
そして、バジルとディルの種まき。
土ごと掘り起こしてせっせとバケツで運ぶ様子を見て、
近所の女の子が「お花の引っ越し?」と訊いた。

オーブン料理に欠かせないハーブだけれど、
新鮮なハーブのよろこびを自分がいちばん感じるのは、
シンプルなハーブクラッカーを焼いたとき。
ハーブは、びっくりするほど入れるくらいがちょうどよい。

**************
<フレッシュハーブのクラッカー>
・薄力粉 200g
・塩 小さじ1/2(美味しい天然塩を多めがポイント)
以上を泡立て器でよく混ぜる。
・菜種油40gを回し入れ、ざっと混ぜてから手のひらですり混ぜる。
・水50gを少しずつ加え、こねないようにカードで切るようにまとめていく。
途中で、みじん切りにしたフレッシュハーブをどっさりと加える。
ローズマリーとセージを大さじ3くらい入れるのがおすすめ。

※カードで生地をまとめるとき、カードで切る回数を増やすと
ザックリした食感に、切る回数を減らすとさっくり軽い食感になる。
油と水の割合も、油を増やすと、より軽い食感に。

生地がまとまったら、麺棒でのして、包丁で適当に切り目を入れ、
フォークで空気穴を開けて、170℃で30分。
新鮮なハーブの香りをいっぱいに封じ込めたクラッカーは、
添え物にとどまらない存在感を示してくれる。

| レシピ | posted by Y氏 |
焼き菓子のこと その3
昔から、スパイスの強い香りがするものに特別な魅力を感じる。
スパイスをきかせたエヴァンのチョコレート。南仏のお酒パスティス。
美しい豆の八角シロップ漬け。

特にアニスの香りにはぞっこんで、眉根をひそめる家人を尻目に
事あるごとにアニス風味のものを選んでは顰蹙を買っている。
フランスの「パンデピス」(=スパイスブレッド)は、アニスの風味を
きかせた素朴なお菓子。パン屋などでいとも無造作に売られていて、
そのボソボソした食感と強烈な甘さには辟易するものの、
さわやかなアニスの香りにはいつも抗えない魅力を感じた。

地域ごとに様々な伝統があるようだけれど、要はスパイスをきかせた
パウンドケーキということ。ぜひ自分好みのものを。

************
<スパイスブレッド>
20センチのパウンド型1本分
・薄力粉 180g
・アーモンドパウダー 30g
・全粒粉またはライ麦粉 30g
・てんさい糖 50g
・塩 小さじ1/4
・ベーキングパウダー 小さじ1
・好みのスパイス(アニス、シナモン、ナツメグ、クローブ、しょうがなど) 小さじ1
以上を泡だて器でかき混ぜる。
・菜種油 50g
・はちみつまたはメープルシロップ 50g
・豆乳 130g
以上を別のボールにいれてかき混ぜる。
2つのボールの中身を合わせ、
へらでさっくりと混ぜ、型に流し込んで170℃で30分。

ベーシックにたのしめるのは、シナモンとナツメグの組み合わせ。
それにアニスを加えたものが、好みは分かれると思うけれど、
自分にとっては夢の味。

| レシピ | posted by Y氏 |
焼き菓子のこと その2
 クッキーもまた、入れる材料によって変幻自在のたのしいお菓子。
ひな祭りの頃、さくら餅を作った残りの葉っぱを刻んで入れてみたら、
予想以上にさくらの香りがして、気に入った。

<さくらの風味のクッキー>
・薄力粉 200g
・てんさい糖 30g
・塩 ひとつまみ
・桜の葉の塩漬け 3枚(みじん切り)
以上を泡だて器でかき混ぜる。
・菜種油 50g
を注ぎ込み、ざっと混ぜて手ですり混ぜる。
・水 50g
3回くらいに分けて加え、カードで切るように均一に混ぜる。
ひとまとまりになったら、麺棒でのばし、適当に切ったり、
型で抜いたりして、170℃で30分。

| レシピ | posted by Y氏 |
焼き菓子のこと その1
 「いつからお菓子を焼くようになったのですか」
と先日のイベントで訊ねられ、はて、と記憶をたどってみたら、
5年前に菜食を始めたのがきっかけだった。

以前からお菓子は大好きで、
ジャンポール・エヴァンやオーボンビュータンの
大量消費者だったのだけれど、
お店のものを食べるだけで満足していた。

5年前はまだ菜食向きのお菓子はずっと少なくて、
「自分で食べるものは自分で作らねば」と
重い腰をあげて作り始めたら、はまってしまったのだった。
それに、菜食のお菓子は、材料も少なくて、
行程も少なくて簡単で、そんなシンプルさが性に合っていた。

作り始めて5年。
イベントを始めたころは、理想のレシピを固めようと
張り切ったこともあったけれど、今ははるかに
ゆるやかな日々。試作もせず、その時の気分で、
材料が足りなければ足りないなりに、粉を入れ替えてみたり、
油を多くしてみたり。そんな中から生まれる、毎回少しずつ違う
お菓子こそが、自分のお菓子なのだと、最近は思っている。

*******************

そんな今、いちばん気に入っているケーキのレシピ。

<自家製マーマレードとココナツのケーキ>
20センチのパウンド型1本分
・薄力粉 180g
・アーモンドパウダー 30g
・ココナツフレーク 30g
・てんさい糖 50g
・塩 小さじ1/4
・ベーキングパウダー 小さじ1
以上を泡だて器でかき混ぜる。
・菜種油 50g
・自家製マーマレード 50g
・豆乳 130g
以上を別のボールにいれてかき混ぜる。
2つのボールの中身を合わせ、
へらでさっくりと混ぜ、型に流し込んで170℃で30分。

自家製マーマレードは、いろいろな人からもらう
夏みかんでつくる。3〜4割のてんさい糖で煮つめ、
その時によって、りんごを足してみたり、
金柑を混ぜてみたり、干し杏を入れてみたり。

マーマレードの代わりに
レモンやゆずの果汁35gを入れて
少しメープルシロップを足すと、
レモンココナツケーキや、ゆずココナツケーキになる。
これをカルヴァドスに替えて、
ココナツをアーモンドパウダーに替えれば、
上等なカルヴァドスケーキに!
(その時は焼きあがったあつあつの上から
たっぷりのカルヴァドスを降り注ぐ)

のんびりと作って、食感のきめの細かさとか
あまり気にせず、たっぷりのびのびと食べる。
そんな家庭的なパウンドケーキが、
今はとても気に入っています。



| レシピ | posted by Y氏 |
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